LOG IN

続・多賀山日記「ぼくの先生」

by 清水哲男

今日届いた、Newyear cardには、ぼくの大好きな言葉が記されていた。

Nothing is real and nothing to get hung about......

そう、「真実なんて無いんだ、面倒くさいことは何もないよ」って。

1960年代が終わろうとしていた頃だった。友だちがビートルズの「ペニー・レイン」ってドーナツ盤を持って遊びに来た。

「な、ごきげんな曲だろ!」

彼はそう言って何度もその曲をかけた。

でもぼくは、B面に入っていた"Strawberry Fields Forever"の方が断然好きだった。歌詞のほんとうの意味なんてわからなかった。ぼくにとっては。なんとなく心の奥底に染み込んできそうな、不思議な曲だった。

それからかな、ビートルズの曲でも、ジョン・レノンの曲ばかりを聞くようになったのは.......。

届いたNewyear cardを見ながらそんなことを思い出した。で、思ったんだ。

Living is easy with eyes closed

Misunderstanding all you see

It's getting hard to be someone but it all works out

It doesn't matter much to me

なんてことを、いまの若い人に教えてくれる大人が、果たしているだろうかって。ビートルズもレノンも、ぼくにとってはすごい先生だったんだなって。

それはこう歌っている。

目をつむれば生きるのは簡単

見えるものはすべて誤解を生むんだ

それなりの人になるのは難しいけど

上手くやれるさ

ぼくには全くどうでもいい事だけど

OTHER SNAPS